東宝はすでに遠藤周作の小説を原作とし、2006年に初演した「マリー・アントワネット」(脚本・歌詞ミヒャエル・クンツェ、音楽シルヴェスター・リーヴァイ)で、国際チームによる海外公演をドイツと韓国で行い、3月にハンガリーのブダペストで予定している。ゆくゆくはミュージカルの本拠地ウィーンでの「凱旋(がいせん)公演」が目標だ。
国内層拡大も狙う
いっぽう東急シアターオーブ(東京都渋谷区)は「ワールド・ミュージカル・コンサート・シリーズ」を2014年から企画、2回目を1月に開催した。トニー賞に2度ノミネートされたハワード・マクギリンほか、米ブロードウェーや英ウエストエンドなどで活躍する、主役級のミュージカル俳優を集めた。
同じメンバーによるアジアツアーを計画しており、中長期的には、海外キャストを使った日本発のオリジナルミュージカルを制作するアイデアもある。