「未来に関する勉強をしていて空恐ろしくなった」と口をそろえるナオト・インティライミさん(右)と小林香(かおり)さん=2015年12月28日、東京都新宿区(荻窪佳撮影)【拡大】
江戸時代に活躍した浮世絵師・東洲斎写楽を軸に過去と未来を行き来するミュージカル「DNA-SHARAKU」が上演中で、ミュージシャンのナオト・インティライミ(36)が初舞台にして主演を務めている。現代に生きる青年が時空を超えて冒険する役どころ。かつて世界42カ国を一人旅し、言葉も分からない中、各地でコミュニケーションを取ってきた経験と「共通点がある」と話す。
シリアス・フューチャー現実も
「DNA-」は人工知能(AI)が支配する2116年、未来政府が日本人の「創造する心」を絶やそうと江戸時代に遡(さかのぼ)り写楽を探そうと計画。追っ手として、2016年の現代に生きるミュージシャンの健二(ナオト)と、コンピューターの能力が人類を超える年という2045年に生きる、画家志望の連(小関裕太)を1793年に送り込む。
2人は弾圧に負けず面白いことを追求する江戸時代の人々に会い、「創造する心」を守ろうと未来政府に立ち向かう。原案は冲方丁、脚本・演出・作詞に小林香、音楽は井上ヨシマサ。