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ロシア・アヴァンギャルドの強烈なメッセージ かつての革命的なエネルギーは何を表現できたのか (2/3ページ)

2016.2.14 11:00

 どんな内実で、どんな表現力を提出したのか。手っ取り早くは亀山郁夫の岩波新書『ロシア・アヴァンギャルド』などを読まれるといいが、全貌を知りたいのなら国書刊行会の乾坤の『ロシア・アヴァンギャルド』全8巻を手にするのがいい。1テアトルI「未来派の実験」、2テアトルII「演劇の十月」、3キノ「映像言語の創造」、4コンストルクツィア「構成主義の展開」、5ポエジア「言葉の復活」、6フォルマリズム「詩的言語論」、7レフ「芸術左翼戦線」、8ファクト「事実の文学」というふうになっている。平野甲賀が痛快なブックデザインをした。

 いま日本はたいへん能天気だが、世界各地では暴動もテロも戦争もおこっている。ただしロシア革命ほどの革命のエネルギーは吹き荒れていない。だからアートやデザインや映像や建築が、この革命エネルギーの噴出力をもって変容するとどうなるのかということを、21世紀の潜在表現力は試されていないままにある。そのため多くがウェブデザインレベルにとどまっていて、日本のデザイン力も国立競技場問題やオリンピック・エンブレム程度の問題で頓挫する。こんなことでいいわけがない。

日本に革命が必要ないとしても…

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