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「松本から世界へ」結実 小澤征爾さんグラミー賞 アルバム賞はT・スウィフト (2/3ページ)

2016.2.17 08:00

2015年9月、セイジ・オザワ松本フェスティバルでオーケストラを指揮する小澤征爾(おざわ・せいじ)さん=長野県松本市。(C)大窪道治

2015年9月、セイジ・オザワ松本フェスティバルでオーケストラを指揮する小澤征爾(おざわ・せいじ)さん=長野県松本市。(C)大窪道治【拡大】

 小澤さんは1935年、旧満州奉天市(現中国瀋陽市)生まれ。59年にフランス・ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。約30年間、米ボストン交響楽団の音楽監督を務めるなど「世界のオザワ」として国際的評価を確立した。

 ボストン交響楽団はツイッターで「おめでとうございます」と祝意を伝えるとともに、ホームページで「世界のクラシック音楽界で有数の偉大な人物だ」とたたえた。

 療養復帰の年のオペラ

 小澤さんが総監督を務める長野県松本市の音楽祭のアルバムでのグラミー賞受賞は、「松本から世界に向かって西洋音楽を発信する」という、地元と育んできた壮大な夢が実を結んだ形でもある。音楽祭は、小澤さんの恩師、斎藤秀雄さんをしのんで門下生らが結成した「サイトウ・キネン・オーケストラ」を母体に、1992年に始まった。オーケストラ公演とオペラ公演が2本柱で、小澤さんは、音楽祭のために集う国内外の奏者によるオーケストラを率いて聴衆を魅了してきた。

 「あちこちで仕事をしてきたけど、自分で始めて、責任もあって、同級生や仲間が世界中から集まっているから下手なことはできない」と小澤さん。音楽祭は昨年「セイジ・オザワ松本フェスティバル」と改称された。

「小澤総監督のもとサイトウ・キネン・オーケストラの高い芸術性を世界に発信し続けていく」

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