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命懸け演技で悲願のオスカー L・ディカプリオ、5度目の正直で主演男優賞 (2/3ページ)

2016.3.1 00:00

5度目の正直で手にした悲願のオスカーを握りしめ、喜びを語るレオナルド・ディカプリオさん=2月28日、米ハリウッド(ロイター)

5度目の正直で手にした悲願のオスカーを握りしめ、喜びを語るレオナルド・ディカプリオさん=2月28日、米ハリウッド(ロイター)【拡大】

 全編セリフ頼らず

 この作品で2年連続の監督賞受賞の快挙を成し遂げたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督(52)はリアルさを求め、9カ月に及ぶ長期ロケを敢行。その監督が止めるのも聞かず、ディカプリオさんはいてつく川を流され、バイソンの生の肝臓を食べ、格闘シーンでは実際に鼻を折るほどこの役にのめり込んだという。2時間36分の全編にわたり、セリフに頼ることなく、表情と不自由な体の動きだけで演じ切った。

 公開直後から「今年こそ」と高い評価を得て、米ゴールデン・グローブ賞などの前哨戦もことごとく制し、大本命となったディカプリオさんだが、それでも不安だったに違いない。

 子役として実績を積み、繊細で心優しい青年を演じた「ギルバート・グレイプ」(1993年)で、最初に助演男優賞でオスカー候補となったのが、19歳の時だった。「タイタニック」(97年)で大スターとなった後、「アビエイター」(2004年)、「ブラッド・ダイヤモンド」(06年)、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(13年)の計3回、主演男優賞にノミネートされた。

 しかし、ことごとく受賞を逃し、「オスカーとアカデミー会員の老人たちは若くして富と名声を手にしたレオさまに嫉妬している」と揶揄されるように。

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