米下院司法委員会の公聴会で、スマートフォンのロック解除問題をめぐり証言する米連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー長官=2016年3月1日、米国・首都ワシントン(ゲッティ=共同)【拡大】
昨年12月に米カリフォルニア州で起きた銃乱射テロで、死亡した容疑者が使っていたスマートフォンのロック機能解除をめぐり、米連邦捜査局(FBI)とIT大手アップルが対立しています。
Q どうしてですか
A FBIが押収したiPhone(アイフォーン)は、容疑者が設定した暗証番号(パスコード)を入力しないとロックが解除できません。このため製造元のアップルに、外部から解除できるようにする基本ソフト(OS)を作るよう連邦裁判所を通じて要請。しかし、アップルは拒否しました。
Q なぜ拒否したのですか
A 個人情報の保護が理由です。アップル側はソフトを一度作れば複製され、犯罪者や外国の情報機関に悪用される可能性があるとしています。また米政府の要請に応じれば、外国の政府からも同様の要請が来るとして、危険な前例になると懸念しています。