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「ありがとう」カシオペア、札幌へ最後の旅路 (3/3ページ)

2016.3.20 07:30

寝台特急「カシオペア」下り最終列車の発車前、廃止を惜しみ記念写真を撮影する乗客や鉄道ファンの姿が絶えなかった=2016年3月19日午後、東京都台東区のJR上野駅(三尾郁恵撮影)

寝台特急「カシオペア」下り最終列車の発車前、廃止を惜しみ記念写真を撮影する乗客や鉄道ファンの姿が絶えなかった=2016年3月19日午後、東京都台東区のJR上野駅(三尾郁恵撮影)【拡大】

 今後は豪華寝台が主流に

 初めて座席車なしで編成されたのは、65年の「富士」(東京-大分)。寝台車以外は、食堂車しか連結していなかった。

 寝台特急は75年3月、定期列車だけで38往復運行され、全盛期を迎える。「飛行機がまだ特別な存在で、寝ている間に長距離移動ができてビジネスに有効だった」と鉄道博物館の宮田健・営業部担当部長は話す。

 ただ、国鉄(当時)による値上げで航空運賃との差が小さくなったうえ、新幹線網が拡大。さらに割安な夜行高速バスの普及もあり、寝台特急の利用者が減少し、廃止が続いた。観光での利用者が多い北斗星やトワイライトエクスプレスも、2015年に廃止された。

 一方で、豪華寝台列車が今後の主流となりそうだ。JR九州は13年、「ななつ星 in 九州」を投入、高い人気を維持している。17年春には、JR東日本の「トランスイート四季島(しきしま)」、JR西日本の「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」がデビューする予定だ。(SANKEI EXPRESS

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