宇宙船にみたてたウィラー・トラベルのアトラクション型バス「スターファイター」の車内(同社提供)【拡大】
車内では座席の前方、側面のモニターと天井のスクリーンが連動し、宇宙ツアーを演出。座席に設置されたレバーを操作し、参加者が協力してミッションに挑戦する。「200キロ以下の移動では『高速バスは安くても時間がかかる』との声が多く、移動時間を楽しめるようにした」(担当者)という。
今春の大阪-名古屋間などでの運行は好評だったという。大阪・京都-広島間の運賃は最安で片道4100円と、通常のバスと同じ。設備にコストをかけながら運賃を据え置くのは、同社のファンを増やしたいという狙いがあることにほかならない。
木製個室で新幹線より安くLCCより快適に
海部観光(徳島県)が運行する「マイフローラ」は、木製の仕切りで個室のような座席を備える。