ヤンマーの新トラクターコンセプトモデル【拡大】
閉めきった運転席はエアコンが効き、音楽も楽しめる。実用性も強化し、1人で2台を運転できるよう、無人追尾システムを搭載した。
「かっこいい農業、もうかる農業を提案する」と奥山氏。コンセプトモデルは製品化の予定はないが、アイデアやデザインの要素が今後の製品に生かされる。
公表したのは、トラクターのコンセプトモデルだけでなく、奥山氏が手がけた赤白ツートンカラーのボートも。農業機械だけでなく、建設機械やプレジャーボートも手がけるヤンマーの“実力”をアピールした。
新開発のエンジンで高い駆動性能を持ち、2つの寝室は屋根を開閉できる。こちらは実際に発売する予定で、奥山氏は「大量生産はしないが欧米、中東、アジアのきちんとした人たちに売り込む」と抱負を語る。