ヤンマーの新トラクターコンセプトモデル【拡大】
佐藤氏が考案した新ブランドロゴは、ヤンマーの英語頭文字「Y」と豊作の象徴であるオニヤンマの羽をイメージ。「FLYING Y(フライング・ワイ)」と名付けた。
こうしたブランド戦略に伴い、おなじみの双子のキャラクター「ヤン坊マー坊」は登場を控えさせる。
海外売り上げ攻勢へ
国内の農業市場は成長余力に乏しく、農家の平均年齢は65歳を超えるなど高齢化が著しい。そのうえ、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の行方次第では、海外農産品の輸入が増える可能性も。
そこでヤンマーは海外販売のさらなる拡大をもくろむ。平成25年3月期の海外売上高比率は38%だったが、28年3月期に5割まで引き上げる計画。グループ全体の売上高も5771億円から7千億円を目指す。
日本と違って、農家の人手不足が顕在化し始めたアジアや大規模農場の経営が普及している欧米では、農業は成長産業とされる。世界では、農業が「プレミアム産業」になりつつある中、ヤンマーの「プレミアム化」も始まったばかりだ。