関東甲信、東北の物流、大雪で寸断 コンビニやGSに物資届かず (1/2ページ)

2014.2.17 20:08

  • 秩父市内の山間部では住宅の屋根や付近の道路にいまだ多くの雪が残る=17日午後、秩父市浦山(原島恒久さん提供)
  • 群馬県安中市と長野県軽井沢町を結ぶ国道18号線のバイパスでは、15日未明から車が立ち往生している。ガソリンスタンドで入手した燃料を車両に運ぶドライバー=17日午後、長野県軽井沢町(桐原正道撮影)
  • 国道17号の除雪は進んでおらず、道路は大渋滞。歩行者は車の間を転倒しないよう慎重に歩いていた=17日、前橋市
  • 多くの雪が残る中、除雪された部分を一列になって慎重に歩く人たち=16日午前、鴻巣市内
  • 雪道や凍結した道で転ばないための歩き方
  • 雪が吹き付ける中、身を縮めて歩く人々=14日、横浜市西区


群馬県安中市と長野県軽井沢町を結ぶ国道18号線のバイパスでは、15日未明から車が立ち往生している=17日午後、長野県軽井沢町(桐原正道撮影)

群馬県安中市と長野県軽井沢町を結ぶ国道18号線のバイパスでは、15日未明から車が立ち往生している=17日午後、長野県軽井沢町(桐原正道撮影)【拡大】

 関東甲信と東北では、積雪で道路が通行できなくなるなど物流が寸断され、物資が届かないコンビニエンスストアやガソリンスタンド(GS)が相次いだ。

 「弁当などの商品が2日間まったく入ってこない。在庫でしのいでいるが、カップ麺はすでに売り切れ」。群馬県安中市鷺宮のセーブオン安中鷺宮店の店長、橋爪章さん(67)はため息をつく。付近の幹線道路も機能していない状況で、商品の入荷のめども立っていないという。

 山梨県内への物流も深刻な状況で、甲斐市内のコンビニの男性店主は「道路が全然だめなので、納品がストップしている」と途方に暮れた様子。

 15日に観測史上4番目の積雪を観測した福島市では、「17日になってようやく商品が届き始め、ほっとした」。車両約100台が一時立ち往生した国道115号近くの同市荒井にあるコンビニの女性従業員(62)は安堵(あんど)の表情を浮かべた。

「暖房用の灯油が切れそう。配達してほしい」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。