調査委員会の会見で出された資料には「小保方氏がねつ造に当たる研究不正行為を行ったと判断した」と赤字で記されていた=1日午前10時47分、神戸市中央区の理化学研究所神戸研究所発生・再生科学総合研究センター(頼光和弘撮影)【拡大】
またSTAP細胞が本当に存在するかどうかも疑念が一段と深まった。理研は内部で検証作業を続ける一方で、最終判断は第三者の検証に委ねる構えだ。小保方氏らは既に論文撤回を検討する意向を示している。
調査委は3月14日の中間報告で6つの調査項目を公表。このうち2項目は不正ではないとし、残る4項目について不正の有無を継続調査していた。