世界で一番美しいのは…「自撮り棒」を使って撮影する女性=米国・ニューヨーク(AP)【拡大】
この「自撮り」を、人混みで混雑する場所などで容易に行うための道具が「自撮り棒」なのですが、今回、本コラムがご紹介するエンターテインメントは、この「自撮り棒」をめぐる世界の騒動のあれこれをご紹介いたします。
発明したのは、あの光学系メーカー…英国の流行語大賞にも選出
外国人観光客がよく使っているので「さすがはIT(情報技術)先進国の欧米人。オモロいもんを発明するなあ」と勝手に感心していたのですが、何とこの「自撮り棒」、日本生まれだったのです。
今から約30年前の1983(昭和58)年に、ミノルタカメラ(現コニカミノルタ)が、当時発売したカメラ「ミノルタ・ディスク7」の別売り商品「エクステンダー」として販売を始め、85年に米国で特許を取得したのですが、全く普及せずに忘れ去られていきました。ちなみに米国で取った特許も93(平成5)年には権利消失してしまったのだそうです…。
ところがその後、スマホ人気を背景に2011(平成23)年以降、韓国で関連特許の出願が相次ぎ、「セルカ棒」(韓国では自撮りのことをセルフカメラと呼ぶそうです)として大ブームに。その後、欧米にも人気が拡大し、世界的なブームになったようです。そんなこんなで14年には米誌タイム選出の「2014年最高の発明品ベスト25」に選ばれています。
ところがここにきて、米などでは風向きが変わってきています。