大相撲1月場所千秋楽優勝をかけた取り組み前、背を反らす琴奨菊=24日、両国国技館(撮影・今野顕)【拡大】
日本出身力士による10年ぶりの賜杯奪取に列島は熱気に包まれた。大相撲初場所で初優勝を果たした大関の琴奨菊(31)。けがによる低迷に苦しみながらも体幹トレーニングなどに励み、外国勢が席巻してきた国技で日本人力士の意地と威信を見せつけた。「生きていてよかった」「横綱を目指して」。ファンや関係者も快挙に酔いしれた。
「がぶれ! がぶれ!」「勝ち取れ! 優勝」。地元、福岡県柳川市の柳川総合保健福祉センター「水の郷」に設けられたパブリックビューイング会場。「がぶり寄り」が持ち味の大関を応援する垂れ幕がかかげられ、優勝が決まった瞬間、市民らは立ち上がって歓喜を分かち合った。
「念願の初優勝。本人は当然うれしいだろうが、地元としても誇らしい」。優勝が決まり、地元商工会の男性職員は声を弾ませた。