インテリアは「シティ・ウィーブ」と名付けたモダンなチェック柄ファブリックシートや、アンバー色のレザーシートを採用。グレード体系も量産モデルからスポーツタイプまで見直し、3タイプのエンジン(1.5Lと2.0Lのガソリンエンジン、2.0Lのディーゼルエンジン)を組み合わせることでラインアップを拡充。ユーザーの多様なニーズに対応した。
今回の発表イベントでは、約80分の試乗会も行われた。記者は1.5リッターガソリンターボエンジンを積む「T3 Momentum」をチョイス。試乗ルートは自由なので、原宿駅周辺から表参道、青山を経由して神宮外苑まで走ってみた。今回のマイチェンは外装のみとのことだが、やはり格好良さが増した新車の走りは気になる。
運転席からの視界はとてもいい。シートは硬めで体をしっかりとサポート。アクセルを踏むと低速域でもトルクの太さをしっかりと感じる。それにしても滑らかなエンジンだ。周りにクルマがいない状況でアクセルを踏み込んでみたが、いつターボが効き始めたのか正直よく分からなかったほどだ。レスポンスもいいので、交通量の多い都内でも気持ち良く乗ることができる。ハンドリングもスムーズ。先日試乗したV60と比較してかなりのコンパクトボディーなので、こちらの方がキビキビと軽快に走ってくれる。とても街乗りが楽しくなるクルマだ。