その後、撤去作業が進む現場でやっと確認できたトレーニングルームは、想像以上に本格的な造りだった。
駐車場棟4階の一角にベニヤ板を張り巡らせて作られた「施設」は縦11メートル、横8メートルほどの広さ。トレーニングスペースと物置の2部屋に分かれ、各種のトレーニング器具のほか、回収品とみられるエアコンを取り付けた様子も。ブレーカーやコンセントも整備され、時計、鏡、扇風機などの備品もあり、フィットネスジムさながらの充実ぶりだった。
はがされたベニヤ板には「アカン 力抜けるわ」、「イケるんか イケるかな」など、利用していた職員によるとみられる落書きも。トレーニング器具の正確な数などは不明だが、市によると、撤去後に別棟に移されたのは数十個のダンベルやバーベル、ベンチプレスのほか、大型のラットプルマシンもあったという。
ある市職員は「本気で筋トレするつもりでもなければ、あそこまでの機器はそろえられないだろう。相当本格的なトレーニングをしていたのでは」とあきれ顔だった。