セレクターレバーは慣れると便利
ステアリングコラムの右側にはギアシフト操作を行うセレクターレバーが取り付けてある。レバーを上げると「R」に入り、下げると「D」レンジに入る。停車してレバーをコラム側(内側)に押せば、「P」となる。走行中にハンドル裏のパドルを押せばマニュアル走行が可能。再びオートマに戻すときは、レバーを下げて「D」を選択するだけだ。セレクターレバーに慣れるまでちょっと戸惑うかもしれないが、すぐに身につくから大丈夫。一度慣れてしまえば、ハンドルから手を離さずに右手で操作できるので非常に便利で安全だ。
逆にステアリングコラムの左側には3本のレバーが所狭しと生えている。一番上はウインカーやワイパーを操作するレバー。2本目はハンドルの高さや奥行きを調節するチルト&テレスコのレバー。一番下はディストロニック・プラスと呼ばれる自動追従装置(クルーズコントロール)の操作レバーだ。それぞれのレバーの役割分担ははっきりとしていて、長さも変えてあるので分かりやすい。ただ、筆者の手のひらはおそらくドイツ人男性の平均サイズよりも大きいため、レバーの長さに長短をつけてあるにもかかわらず、ウインカーを出すときにすぐに下2本のレバーにも指が引っかかってしまうのだ。これには最後まで慣れることができず、何度も誤って自動追従装置を起動してしまった。
「コマンドコントローラー」は左利きの人向き?
カーナビなどのインフォテインメントシステムは、本来フロアシフトのレバーがある車両の中心線に配置した「コマンドコントローラー」で操作ができる。左右に回して使うダイヤルに加え、スマホを操作する感覚で使える「タッチパッド」を搭載している。が…右利きの筆者はどうしても左手を使ったタッチ操作がぎこちなく感じた。これは右ハンドル仕様で乗る以上、とにかく使って慣れていくしかない。あと、小島純一記者もGLCの試乗で触れていたが、後付けしたようなディスプレイが全体のデザインになじんでいないと感じた。せっかくのゴージャスな内装にやや水を差している格好だ。