キャンバストップから音が?
今回の試乗車はキャンバストップ仕様だったので、寒空の下、屋根全開で走ってみた。ホンダ・S660やマツダ・ロードスターの時の経験から、屋根は開いていても窓を閉めていれば寒くないだろうと高をくくっていたが、これが意外と寒かった。
前席に座っていると風の巻き込みはまったくと言っていいほどないのだけれど、開口部が広いせいか、ヒーターを動かしていてもキャビン内は(特に足もとが)すぐに寒くなってしまい、早々に屋根を閉めた。
冬場に全開で走るのはちょっと厳しいかもしれないが、開口面積を自由に変えられるのがキャンバストップの利点だから、半分開け、3分の1開けなど、気温や天候に合わせて求める開放感とキャビンの冷え加減を調整しながら使うのが賢いのかもしれない。
なお、キャンバストップ仕様では標準仕様のモデルと比べると天井が低い。幌屋根を移動させるレールなどの構造がある分、室内空間が食われているのだ。これは何もトゥインゴに限った話ではなく、世に数多あるサンルーフ付きのクルマでも同様であり欠点ではないが、屋根が開くクルマに初めて乗るという人にはあらかじめ知っておいてほしい。
キャンバストップで気になったことが一つある。そのことに気づいたのは、大通り沿いの駐車場に停めた時だった。車庫入れしてエンジンを切ると、目の前の街路の騒音が車内に漏れ聞こえてくる。どこか窓を閉め忘れたのかと思いチェックすると、窓は全部完全に閉まっていた。ではこの音はどこから?と耳を澄ますと、その音は頭上から聞こえていたのだ。つまり(場所は特定できなかったが)キャンバストップのどこかに隙間があって、どうもそこから外の音が入ってきているようなのだ。
無論、雨漏りするような構造にはなっていないと思うが、少なくとも音が入る程度の隙間はあるようだ。慣れれば気にならなくなるかもしれないが、試乗の際は確認することをおすすめする。