高めの軽狙いなら有力競合候補に
最近軽自動車の価格設定は高めになっている。車種や装備によってかなり開きがあるとは言え、S660やダイハツ・コペンのようなスペシャリティーカーでなくても200万円に近い価格設定のものも珍しくない。軽には維持費が安いというメリットもあり、車両価格だけでは単純に比較できないが、ちょっとグレードの高い軽を買うつもりなら、競合候補にトゥインゴを加えてみてもいいと思う。
200CC以上大きいエンジンや室内幅の余裕、バランスに優れた素直な挙動の後輪駆動、サイズの規制に縛られずに表情豊かにデザインされた外観など、購入した後の満足感が高いはずだ。小さくても何かを抑制(我慢)しているクルマではないところが大きな魅力だと思う。
大きなクルマを運転できる自信はないけれど、軽には乗りたくないという人にもちょうどいい選択肢になるだろう。(産経ニュース/SankeiBiz共同取材)
■基本スペック
ルノー・トゥインゴ インテンス キャンバストップ 6EDC
全長/全幅/全高(m) 3.62/1.65/1.545
ホイールベース 2.49m
車両重量 1,030kg
乗車定員 4名
エンジン 直列3気筒 ターボチャージャー付き
総排気量 0.897L
駆動方式 後輪駆動
燃料タンク容量 35L
最高出力 66kW(90馬力)/5,500rpm
最大トルク 135N・m(13.8kgf・m)/2,500rpm
JC08モード燃費 21.7km/L
車両本体価格 199万円