【試乗インプレ】競合他車にない気持ちよさ…燃費にも優れる仏プレミアム「DS5」(前編) (3/5ページ)

  • 和歌山・南紀白浜の名勝、円月島こと高嶋をバックに。DS5
  • シルバーの加飾が飛行機の操縦桿を思わせる革巻きのD型ハンドル、大胆に前傾したセンターコンソール、凝った意匠のスイッチ類…と唯一無二の雰囲気を持つインテリア。DS5
  • 航空機のコクピットをモチーフにしたという意匠は天井にも及ぶ。あえて前席のガラスルーフをルーフコンソールで左右に分断、キャノピー(航空機の風防)を模している。DS5
  • ブレスレットのチェーンをモチーフにした本革シート。写真だと硬そうに見えるが、程よく柔らかい座り心地に驚かされる。座面長調節機能あり。DS5
  • わずか2000回転で400Nmの大トルクを生みだす2リッターディーゼルターボエンジン。DS5
  • 春分、秋分のころには、真ん中に空いた穴から太平洋に沈む夕日が見える。DS5
  • DS5
  • 大きな三角窓、モノフォルム的な造形。このアングルからだとミニバン風にも見えるが…。DS5
  • ボンネットは短めながら、フロントウインドウはスポーツカー並みに寝かされている。透けて見えるハンドルの位置から、ダッシュボードが異様に長いことがわかる。何にも似ていないシルエットだ。DS5
  • 斜めからのアングルだとやはりミニバン的。DS5
  • 真後ろから見るとお尻がキュッと上がり、テールフィニッシャーやセンターフォグランプでスポーティーなイメージに。DS5
  • 少し上からのアングルだとまた違った感じ。実物確かめてみたくなるでしょ?DS5
  • ご開帳!DS5
  • DS5
  • リアハッチのヒンジ位置にご注目。ルーフの途中、後席ヘッドレストの上あたりから開く。DS5
  • もとはシトロエンの一車種だったが、現在は独立ブランド。シトロエンのエンブレムはつかない。DS5
  • 複雑な造形のヘッドライト。シルバー加飾の使い方に嫌みがないところがすごい。DS5
  • ボンネット両脇からAピラーまで伸びるシルバーの「サーベルライン」がフロントを引き締める。DS5
  • ボディサイドを貫く彫刻的なプレスラインは、後席ドアハンドルの後ろでえぐるように蹴り上がる。DS5
  • 左ドアミラー下に埋め込まれた、左前方の死角をカバーするカメラ。映像はルームミラーに埋め込まれた液晶モニターに映し出される。DS5
  • 前席ドアハンドル。当然スマートエントリー装備。DS5
  • フュエルリッドは丸型。DS5
  • こうやってルーフ後部だけ切り取ると、一体どんなタイプのクルマか見当がつかない。不思議な形だよなぁ。DS5
  • リアハッチの分割線(ヒンジの位置)はかなりルーフ側に食い込んだ位置にある。DS5
  • リアコンビランプの下側は、えぐられた複雑な造形。DS5
  • 真ん中にリアカメラ、その右隣はリアハッチのリリースボタン。DS5
  • クールなテールパイプフィニッシャーの奥にパイプが2本…ということは左右4本出し。DS5
  • タイヤサイズは前後ともに225/50R17でミシュランのコンフォート系を装着。フロントディスク、結構大きいです。DS5
  • こちらは後輪。DS5


大トルクで追い越しも楽々

 トルクはわずか2000回転で40キロと3.5リッタークラスの余裕の数値で、1.7トン近い車体を軽々と走らせる。アクセルの踏み込みに対し遅れなく加速が始まり、特に低回転での高速巡航態勢からの追い越し加速では思いのままに速度が乗っていく。レブリミットは4500回転あたりと高回転域での伸び感はないが、そもそも穏やかにゆったり走らせるほうが気持ちよく、速く走ろうという気にさせない。高速道路に入っても市街地での好印象は変わらず。エンジン音、車外の騒音はほとんど聞こえず、風切り音も少ない。ロードノイズもまずまず抑えられている。

 足回りはやや固めの設定ながら、突き上げがあってもすぐに収束し、不快感はない。最近のクルマとしては重めのハンドル(個人的にはちょうどいい重さに感じた)には路面状況もよく伝わってきて、スピードが上がっても安心感が損なわれず、直進安定性もドイツ車レベル。どこまでも走っていけるような気になる。

リッター17キロ 無給油で1000キロいけるかも

 100キロ巡航時、エンジン回転数は1500をちょっと切るあたり。変速時も早めにシフトアップされるので、通常は2000回転を超える場面がほとんどない。したがってエンジンノイズが少ないのに加え、燃費がすこぶるいい。メーター内のマルチインフォーメーションディスプレイには残燃料での走行可能距離が表示されるのだが、60リッタータンクに軽油を満タンにしてしばらく高速道路を走っていると、700キロメートル台でスタートしたその距離表示がどんどん伸びていって、ついには980キロメートルに!

乗り始めの小一時間は違和感