まるで「走る高級サロン」 シニア層で豪華バスツアーが人気 乗車してみて見えた戦略 (2/5ページ)

  • 上質感が漂うクラブツーリズムの新型高級バス「碧号」=6月、東京都港区
  • 備え付けのタブレットを手に上質な旅を楽しめるクラブツーリズムの新型高級バス「碧号」=6月、東京都港区
  • 革張りの座席を採用したクラブツーリズムの新型高級バス「碧号」=6月、東京都港区
  • 新型高級バス「碧号」の各座席に設置したタブレットを紹介するクラブツーリズムの職員=6月、東京都港区
  • 背もたれを倒し快適に過ごせるクラブツーリズムの新型高級バス「碧号」=6月、東京都千代田区
  • 大きな窓と広々とした天井で開放感を高めたクラブツーリズムの新型高級バス「碧号」=6月、東京都港区
  • 足元に木製の手荷物置きを設けた新型高級バス「碧号」=6月、東京都千代田区
  • 上質感が漂うクラブツーリズムの新型高級バス「碧号」=6月、東京都港区


 帝国ホテル東京(東京都千代田区)のバス乗り場に向かうと、差し込む太陽の光に反射してきらきらと輝く新型車が目に飛び込んできた。外観は深い緑色を基調に上品な濃紺色を加えたデザインで、そこから碧号と命名したという。

 クラブツーリズムの職員が車体側面の扉を開け誇らしげに説明していた。同社としては初めて床下に各席専用の棚を設置。加えて冷蔵庫もあり、観光地で魚介類を買っても安心して保管でき身軽になれるという。

 窓と足元に工夫

 期待に胸を膨らませてバスのエントランスを上り、全面革張りの座席に座ると高級ホテルのサロンにいるような感覚に包まれた。

 海号と空号の定員が21人に対し、碧号は3人減の18人。その分、車内空間にゆとりができ、シートピッチ(前席と後席との距離)は128.5センチに増えた。

 頭上には視界を遮る荷物棚がなく、天井まで大きな窓が広がっていた。都内のオフィス街を走り抜け港区の東京プリンスホテルで折り返す往復約30分ほどの短い旅だったが、車窓の景色を満喫できた。

 「一番のこだわりは足元に設けた木製の手荷物置き。手の届く範囲に荷物を置きたいという顧客の声に応えた」と、同社バス仕入・開発センターの桑原雅弘所長は明かす。

各座席にはタブレットも設置、プリントアウトも可能

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