手荷物置きは、テーブルとしても使える同社初の装備で、足が伸ばせるよう空洞になっている。耐火性を確保する観点から内装に木材を多用することは難しいとされているが、ぬくもりを感じられる空間を追求しようと日野自動車と協議を重ね、強度の高い高級家具材として使われる国産の木材「タモ」を採用。部材の角を丸くするなど、細部の安全性にも配慮した。
各座席には、「国内の観光バス業界で初めて」というタブレットも1台ずつ設置されていた。
端末では、添乗員が撮った写真を閲覧できるほか、車内の専用プリンターで画像をプリントアウトすることも可能だ。加えて、添乗員の操作に合わせて乗客全員の画面も同じように変わる仕組みも取り入れているため、目的地の観光情報を共有するといった応用が考えられるという。
こうした特徴を生かした旅行商品の展開に注力し、碧号の利用客で年間約5400人の獲得を目指す。さらに、碧号と同じタイプを関西や東海に導入予定だ。