ついに姿を現した5代目LSは、新開発のGA-Lプラットフォームを採用することで走行性能を向上させ、デザイン面も最近流行りのクーペスタイルに生まれ変わった。灯火類はシャープな印象で、外観は全体的に押し出しが強い。クラストップレベルのレッグスペースを誇る室内はとても開放的だ。
パワートレインは先代の4.6リッターV8エンジンからダウンサイジングした3.5リッターV6ツインターボを10速ATと組み合わせることで、V8エンジンをしのぐ気持ちのいい加速を実現したという。さらに、ハイブリッドシステムに有段ギアを取り込んだマルチステージハイブリッドシステムもラインアップ。先進安全装備も「レクサス・セーフティ・システム+A」という予防安全技術をパッケージ化した。目玉の一つの「アクティブ操舵回避支援」は、衝突の危険を察知したときのブレーキ制御に加え、クルマが自動で操舵して他車との接触を回避するシステムだ。
国産セダンの頂点に立つLSが、絶対に失敗が許されないクルマであることは言うまでもない。豊田社長は新型LSをどう評価しているのだろうか。澤プレジデントが明かす。
「豊田は『前に進んでいい』とは言うが、『完成した』とは一切言わない。我々にゴールはない。今後も常にレベルアップを意識するが、新型LSには今できるものを全てつぎ込んでいる」
LSが11年の歳月を経てどれだけの進化を遂げたのか。そのうち試す機会があれば、ぜひ【試乗インプレ】で取り上げたいと思う。(文・写真 大竹信生/SankeiBiz)