【試乗インプレ】刺激とおもてなしの共存 レクサスの新顔、最高峰クーペ「LC」(前編) (4/5ページ)

  • 箱根を走るレクサスの新型フラッグシップクーペ「LC」
  • スポーツカーはリヤビューが大事
  • 小型3眼LEDヘッドランプ。L字型のクリアランスランプはレクサスのアイコンの一つ
  • 放射状に広がるヘッドライト光線
  • バックの緑に映える赤色の車体(ボディカラーはラディアントレッドコントラストレイヤリング)
  • フロントミッドシップ(前輪車軸より後ろの位置)に配置した5リッターV型8気筒NAエンジン
  • フロントミッドシップ(前輪車軸より後ろの位置)に配置した5リッターV型8気筒NAエンジン
  • 赤い部分はアルミのサスペンションタワー。スチール素材をはるかに上回る軽量化と高剛性を実現している
  • 21インチのランフラットタイヤと鍛造(たんぞう)アルミホイール
  • 21インチのランフラットタイヤ(ミシュランのパイロットスーパースポーツ)。タイヤハウスを擦りそう…
  • 直線基調のダッシュボード。ナビ画面は大きくて見やすい
  • ドアトリムはドレープ加工を施している。試乗車の内装色はダークローズ
  • 5リットルV8エンジンを積んでいるとは思えない低いボンネットと、スポーティーなリヤの張り出し
  • RCFと同じ5リッターV8を積む割に、ボンネットはかなり低く抑えてある。これもすべて新型プラットフォームのおかげ
  • 箱根の定番スポット。このすぐ後に、ホワイトのLC500hがテレビ神奈川の撮影でやってきて、まさかの“LC共演”に…
  • 華麗なデザインのテールランプ。実はリヤにもスピンドルグリルをイメージさせるラインが入っている
  • うーん、カッコいい
  • 箱根ターンパイクを駆けるレクサス「LC500」
  • 箱根ターンパイクを駆けるレクサス「LC500」
  • レクサス「LC500」
  • 箱根ターンパイクを駆けるレクサス「LC500」
  • レクサス「LC500」のサイドビュー
  • 箱根ターンパイクを駆けるレクサス「LC500」
  • ドアを開けると期待感が高まる
  • 流れるような美しいフォルム。レクサスの塗装は深みがあって艶やか。後編で詳しく触れるが、リヤランプは非常に手の込んだディテールをしている
  • パワーシートの操作レバー。丸形ボタンはランバーサポートの操作スイッチ
  • アダプティブ・クルーズコントロール(ACC)はハンドルスポークのスイッチで操作
  • 小田原PAで休憩
  • リヤビューカメラ
  • 箱根を走るレクサス「LC500」
  • 箱根を走るレクサス「LC500」
  • 箱根を走るレクサス「LC500」
  • 箱根を走るレクサス「LC500」
  • 躍動感たっぷりの流し撮りですが、ちゃんと法定速度内で走っています!
  • 流麗なラインが美しい
  • 奥行き感のある斬新なテールランプ
  • 奥行き感のある斬新なテールランプ
  • アダプティブ・クルーズコントロール(ACC)を70キロに設定して、小田原厚木道路を走行中
  • リヤフェンダーの張り出しがなかなかエグい。慣れるまでカーブを曲がるときは要注意!
  • レクサスのラグジュアリークーペ「LC」
  • レクサスのラグジュアリークーペ「LC」
  • 箱根駅伝ミュージアムの近くを走るレクサス「LC500」
  • 近づいて見てみると芸術作品のようなグリル
  • LCのインテリア。内装色はダークローズ(魚眼レンズを使用)
  • LCのインテリア(魚眼レンズを使用)
  • エレクトロシフトマチックを採用したシフトレバー。その左はタッチパッド式のリモートタッチ
  • 手に馴染みやすい素材を採用した電子キー
  • LCのスポーツシート。レザーとアルカンターラを使用(魚眼レンズで撮影)
  • 後席は“激狭”だった。まあ、スポーツクーペですからね(魚眼レンズを使用)
  • 瀧カメラマンの撮影ワンポイントアドバイス(詳細は本文を参照)
  • 箱根といえば駅伝、芦ノ湖、ブラックバス、そして海賊船!写真はロワイヤル号
  • 芦ノ湖湖畔で寝そべるネコ。「だれかワカサギ恵んでニャ」。後ろの白人女性はグリコのプッチンプリンを食べていた
  • 試乗2日目に寄った「麺や食堂246号店」の味玉そば。神奈川淡麗系ラーメンの人気店の支店。美味しいです。食後にお口直しの黒烏龍茶が出てきます。店員さんがお見送りもしてくれます(神奈川県厚木市)


 実は運転席に座ったときから「体の収まりが素晴らしいな」と感じていたのだが、スポーツシートの心地良さを本当に実感したのは走行距離をどんどんと重ねたときだった。抜群のホールド性の良さに加えて、ロングドライブでも全く体に負担がかからない適度な柔らかさもある。ランバーサポートの高さも座面のボタンで自分好みに微調整が可能だ。「そのへんの高級セダンよりも疲れないですね」(筆者)、「このシートは素晴らしいね」(瀧カメラマン)と2人で大絶賛だった。ただ、FRの影響で運転席の足元、特に左足側が狭いのは少し残念。むしろ助手席の方が広々としていて快適だった。この辺に少しゆとりがあれば、さらにラグジュアリー感が増すのではないだろうか。

 モードを使い分けて乗りこなす

 エコからスポーツ+までモードごとに性格の異なるドライブをハイレベルで楽しめるのは、GA-Lプラットフォームのパフォーマンスが高いからだろう。いつもエコでは刺激が薄いし、逆にスポーツ+ばかりだと疲れてしまう。官能的なエンジンサウンドは最初のうちはやる気にさせてくれるが、やがて頭の中でガンガンと鳴り響いて疲れが溜まってくる。走行シーンや気分に合わせて5つのモードを上手に使い分けることで、「刺激」「おもてなし」「ラグジュアリー」といったLCの持ち味を最大限に引き出せるような気がした。ちなみに高速道では前走車を追従するアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)も試したが、自然と飽きて解除してしまった。まあ、スポーツカーはいかなる時も、自分の手足でコントロールするほうが楽しいということだ。

 ぜひHVモデルも試してみたいところだが、大排気量NAならではの伸び感やV8サウンドといったスポーツ性を純粋に楽しみたいのなら、チョイスはガソリンモデルだ。今秋発売予定の最高級セダン「LS」はついにダウンサイジングエンジンを搭載する。もしかすると、LC500がレクサス最後の大排気量モデルとなる可能性も十分に考えられる。一応、「いまがモンスターエンジンを堪能する最後のチャンスかもしれない」と書いておこう。

 後編では世界が絶賛するデザイン性や使い勝手を見ていく。お楽しみに。(産経ニュース/SankeiBiz共同取材)

主要諸元&撮影アドバイス「広角レンズと望遠レンズの使い分け」