【試乗インプレ】刺激とおもてなしの共存 レクサスの新顔、最高峰クーペ「LC」(前編) (3/5ページ)

  • 箱根を走るレクサスの新型フラッグシップクーペ「LC」
  • スポーツカーはリヤビューが大事
  • 小型3眼LEDヘッドランプ。L字型のクリアランスランプはレクサスのアイコンの一つ
  • 放射状に広がるヘッドライト光線
  • バックの緑に映える赤色の車体(ボディカラーはラディアントレッドコントラストレイヤリング)
  • フロントミッドシップ(前輪車軸より後ろの位置)に配置した5リッターV型8気筒NAエンジン
  • フロントミッドシップ(前輪車軸より後ろの位置)に配置した5リッターV型8気筒NAエンジン
  • 赤い部分はアルミのサスペンションタワー。スチール素材をはるかに上回る軽量化と高剛性を実現している
  • 21インチのランフラットタイヤと鍛造(たんぞう)アルミホイール
  • 21インチのランフラットタイヤ(ミシュランのパイロットスーパースポーツ)。タイヤハウスを擦りそう…
  • 直線基調のダッシュボード。ナビ画面は大きくて見やすい
  • ドアトリムはドレープ加工を施している。試乗車の内装色はダークローズ
  • 5リットルV8エンジンを積んでいるとは思えない低いボンネットと、スポーティーなリヤの張り出し
  • RCFと同じ5リッターV8を積む割に、ボンネットはかなり低く抑えてある。これもすべて新型プラットフォームのおかげ
  • 箱根の定番スポット。このすぐ後に、ホワイトのLC500hがテレビ神奈川の撮影でやってきて、まさかの“LC共演”に…
  • 華麗なデザインのテールランプ。実はリヤにもスピンドルグリルをイメージさせるラインが入っている
  • うーん、カッコいい
  • 箱根ターンパイクを駆けるレクサス「LC500」
  • 箱根ターンパイクを駆けるレクサス「LC500」
  • レクサス「LC500」
  • 箱根ターンパイクを駆けるレクサス「LC500」
  • レクサス「LC500」のサイドビュー
  • 箱根ターンパイクを駆けるレクサス「LC500」
  • ドアを開けると期待感が高まる
  • 流れるような美しいフォルム。レクサスの塗装は深みがあって艶やか。後編で詳しく触れるが、リヤランプは非常に手の込んだディテールをしている
  • パワーシートの操作レバー。丸形ボタンはランバーサポートの操作スイッチ
  • アダプティブ・クルーズコントロール(ACC)はハンドルスポークのスイッチで操作
  • 小田原PAで休憩
  • リヤビューカメラ
  • 箱根を走るレクサス「LC500」
  • 箱根を走るレクサス「LC500」
  • 箱根を走るレクサス「LC500」
  • 箱根を走るレクサス「LC500」
  • 躍動感たっぷりの流し撮りですが、ちゃんと法定速度内で走っています!
  • 流麗なラインが美しい
  • 奥行き感のある斬新なテールランプ
  • 奥行き感のある斬新なテールランプ
  • アダプティブ・クルーズコントロール(ACC)を70キロに設定して、小田原厚木道路を走行中
  • リヤフェンダーの張り出しがなかなかエグい。慣れるまでカーブを曲がるときは要注意!
  • レクサスのラグジュアリークーペ「LC」
  • レクサスのラグジュアリークーペ「LC」
  • 箱根駅伝ミュージアムの近くを走るレクサス「LC500」
  • 近づいて見てみると芸術作品のようなグリル
  • LCのインテリア。内装色はダークローズ(魚眼レンズを使用)
  • LCのインテリア(魚眼レンズを使用)
  • エレクトロシフトマチックを採用したシフトレバー。その左はタッチパッド式のリモートタッチ
  • 手に馴染みやすい素材を採用した電子キー
  • LCのスポーツシート。レザーとアルカンターラを使用(魚眼レンズで撮影)
  • 後席は“激狭”だった。まあ、スポーツクーペですからね(魚眼レンズを使用)
  • 瀧カメラマンの撮影ワンポイントアドバイス(詳細は本文を参照)
  • 箱根といえば駅伝、芦ノ湖、ブラックバス、そして海賊船!写真はロワイヤル号
  • 芦ノ湖湖畔で寝そべるネコ。「だれかワカサギ恵んでニャ」。後ろの白人女性はグリコのプッチンプリンを食べていた
  • 試乗2日目に寄った「麺や食堂246号店」の味玉そば。神奈川淡麗系ラーメンの人気店の支店。美味しいです。食後にお口直しの黒烏龍茶が出てきます。店員さんがお見送りもしてくれます(神奈川県厚木市)


 スポーツモードと10速AT

 もちろんLCは徹底的にスポーツ性能を追求した高性能車両。高速道やワインディング、はたまたサーキット走行を楽しむときは、スポーツモードやスポーツ+の出番となる。エンジン出力が最大値に設定され、アクセルを踏み込むと勇ましく刺激的な音を立てながら一気に6000回転まで噴け上がり、NAらしい伸び感とともに急加速。8気筒ならではのスムーズなエンジンフィールが爽快だ。パドルシフトを使ってシフトダウンしたときに響くブリッピングの音も躍動感たっぷり。FRらしくフロントが軽くて回頭性が高く、フロントミッドシップのおかげで高い操舵性も発揮する。スポーツモードで絞られたサスペンションがコーナリング時にロールをコントロールし、フラットな姿勢を保ったままカーブを曲がっていくが、ロードノイズは拾いやすい。ハンドルはもっと重みをつけて操舵感覚が手に伝わる方が、高速走行時の安心感がさらに増すのではないだろうか。

 注目の10速ATは、日常の速度域においては非常に滑らかだと感じた。基本的にATを多段化するメリットはスムーズな変速と加速感、低燃費化、静粛性の向上などが挙げられる。各ギヤのパフォーマンスが最も効率的よく発揮される回転域を維持しながら次のギヤへ変速することで、走りと燃費性能を両立させているのだ。運転中は1000-1500回転を維持した走行が中心で、シーンに合わせてクルマが常に最適なギヤを選択しているという感触はあったが、日常生活で10速まで使うことはあまりないだろう。多段化による恩恵が最もあるのは、時速50-250キロの幅広い速度域の中で急激な加減速を絶えず繰り返すサーキット走行時なのかなと思う(筆者はRC Fで最高時速240キロまで出せたので、おそらくLCも同等のスピードが出るはず)。

大排気量NAはこれが最後のチャンス?