【試乗インプレ】四輪操舵で「スポーツ性&快適性」両立 ルノーの新型「メガーヌGT」 (3/5ページ)

  • ルノーの新型「メガーヌGT」
  • 余計な肉を削ぎ落したボディが見事な陰影感を演出する。ボディカラーはブルーアイロン
  • 大きく張り出したフェンダーと、横に長いリヤランプでスポーティーさを演出している
  • 「Cシェイプ」のデイライトを採用したヘッドランプ周り
  • 1.6リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。205馬力を絞り出す
  • フードはボンネットダンパーを採用
  • すべて開けた状態のメガーヌGT
  • すべて開けた状態
  • やっぱり気になる!?撮影中に“偵察”に来たVWゴルフ「R」。メガーヌの周りをぐるりと1周して去っていった
  • シルバーのミラーと「ルノー・スポール」のバッジ
  • マフラーとディフューザー
  • よーく見ると、ホイールの左下に薄っすらと「GT」のロゴが入っている。225/40R18
  • 「C」字のデザインが特徴のLEDヘッドランプ
  • LEDの帯を階段状に奥行きを持たせた、3Dリヤランプ
  • 奥行きのあるLEDリヤランプ(公式HPより)
  • 大きなロザンジュ(ひし形)のエンブレムと「GT」のマーク
  • 日本人デザイナーが手掛けたインテリア
  • スポーティーな外観から一転、インテリアは意外にも上質で落ち着きがある
  • アイフォーンを接続して「アップルカープレイ」を起動。ナビはこれで十分だが、電波状況は気になる(長沼貴宏撮影)
  • アルカンターラのスポーツシート。ヘッドレストにはルノー・スポールのチェッカーマークが刺繍されている
  • 後部の居住スペースは、足元を中心に先代よりも広くなった印象。全高が低いにもかかわらず、頭部周辺に窮屈さはない
  • リヤシートももちろんアルカンターラ素材を使用している
  • 後席のドリンクホルダー付アームレスト
  • 後席のエアコン吹き出し口
  • ソフトパッドで覆ったドアトリム。ブルーのオーナメントが映える
  • シンプルで落ち着きのあるインパネ、コンソール周り
  • ややスカスカ感のあるインパネ周り。日本仕様は横向きのモニターを配しているが、本国フランス仕様はここにタテ型の大きなモニターが組み込まれている
  • 本国フランス仕様のメガーヌGTは、タテ型の8.7インチモニターを使用している(公式HPより)
  • センターコンソール周辺。短めのシフトレバーで1クラス上の雰囲気を演出しているという
  • 新型メガーヌは電動パーキングブレーキを搭載
  • トランスミッションは湿式の7速EDCを搭載
  • ラバーグリップ付のアルミペダル
  • ブルーステッチを施した3点スポークのレザーステアリングは、手に馴染むナパレザー製。GT専用の青いエンブレムが光る
  • 7インチのフルカラーTFTメーター。走行モードによってテーマカラーが変わる(写真はスポーツモード)
  • パドルシフトのレバー
  • 日本人が手掛けたメガーヌGTのインテリア
  • シャッター付きカップホルダーと、ハンズフリーカードキー
  • メガーヌGT
  • メガーヌGT
  • メガーヌGT
  • メガーヌGT
  • メガーヌGT
  • メガーヌGT
  • 「ルノー・スポール」のロゴが入ったクロームのキッキングプレート
  • 搭降載時にバンパーの高さが気になるかもしれないが、ラゲージは実用性を備えた大きさだ
  • 開口部地上高が75センチと高いため、ラゲージスペースは掘ったように深さがある。
  • 6:4分割可倒式シートのアレンジ
  • リヤランプを比較(上:ウインカー点灯)(中:ウインカーとブレーキランプ点灯)(下:ウインカー、ブレーキランプ、バックランプ点灯)
  • 新型メガーヌの外観を先代(下)と比較
  • 新型メガーヌの外観を先代(下)と比較
  • 新型(上)と先代メガーヌのインテリアを比較
  • 東京モーターショーに登場した新型メガーヌR.S.と、ルノーのF1マシン
  • 東京モーターショーに登場した新型メガーヌR.S.
  • 現行型「メガーヌR.S.」。来年には日本でも新型が発売されるはず?
  • 途中、ネストイン箱根で昼食をいただく
  • ネストイン箱根で食べた和牛ハンバーガー
  • ネストイン箱根で食べたガトーショコラとシャーベット
  • 箱根の池ではニジマスが泳いでいた


 日産製の共有プラットフォーム

 実際にワインディングを突き進むと、高い接地感を保ちながら這うようにカーブをなぞっていく。「確かに4コントロールが貢献している!」と断言できるほど、システムの介入度合いを数字などで確認できるわけではないのだが、箱根の屈曲路をキビキビと駆け抜ける俊敏な走行感と挙動の安定性がもたらす快適な走りを目の当たりにすると、GTのポテンシャルを引き上げているのは「4コントロール」なのだろうなと納得がいくのだ。実は走行性能の要であるシャシーもGT専用。日産がルノーのリクエストを受けて「4コントロール」を搭載できるシャシーを開発。それをルノー・スポールがチューニングした共用プラットフォームだという。両社のアライアンス関係が確実に深化していることを窺わせるエピソードだ。

 今回は試乗環境の安全性確保の問題などからテストできなかったのだが、GTは停止状態から最大の加速力で発進できるローンチコントロール(ブレーキを踏んだままパドルシフトを引いてアクセルを踏むと一定のエンジン回転数を維持。そのままブレーキを離すと同時に横滑り防止装置が働いて車輪の空転を制御し、最適なタイミングでシフトアップする発進システム)や、一回の操作で複数段のシフトダウンが行えるマルチシフトダウン機能も搭載している。

 ダイナミックに生まれ変わったデザイン

 いくらパフォーマンスが高くてもクルマの見た目が悪ければすべてが台無しだ。先代より精悍な顔つきに生まれ変わった新型メガーヌは、どのライバルと並べても引けを取らない美しさと力強さを手に入れた。ヘッドランプにはルノーのアイデンティティである「Cシェイプ」のLEDデイライトを採用(日本人的には「コの字」と言った方がピンとくるだろうか)。これまで寝かせ気味だったグリル中央のロザンジュ(ひし形のエンブレム)はタテに起こし、さらに大型化することでアピール力が増している。エンジンフードには6本の折り目を入れ、サイドビューにも凹凸を付けることでダイナミックさも植え付けている。フェンダーの張り出しを強調したリヤビューは横長の3Dテールランプが特徴的。LEDの帯をよく見ると段差を付けた立体的なデザインとなっており、45ミリの奥行きを持たせることで“浮遊感”を演出している。サスペンション周りを見直してダンパーを寝かせて取り付けるなど、全体的に低く構えたシルエットはスポーツカーのようだ。

日本人デザイナーが手掛けたインテリア