【試乗インプレ】アリ? ナシ? 高級ブランドに1リッター3気筒エンジン アウディ・Q2 (3/5ページ)

  • 試乗初日、その名のとおり一面霧に覆われた霧ヶ峰高原で。アウディ・Q2
  • 軟質樹脂はダッシュボード上部のみだが、硬質樹脂部分と色味やシボの具合を揃えてあり、統一感、精密感が高い。アウディ・Q2
  • 1.4リッターの4気筒エンジン搭載を前提にしているため、ボンネット内はスカスカ。アウディ・Q2
  • バーチャルコクピットと名付けられたアウディの全面液晶メーターパネル。ナビ、走行情報などすべてのモードでメーターのサイズを大小に切り替え可能。液晶の解像度が高く、ドット、ジャギーが目立たない滑らかな表示が印象的。アウディ・Q2
  • 鮮やかなイエローが霧に煙る風景に浮かび上がる。アウディ・Q2
  • 日暮れ時の諏訪湖畔にて。アウディ・Q2
  • 2日目の好天を祈りつつ…。アウディ・Q2
  • 晴れました!中央道諏訪湖SAにて。アウディ・Q2
  • ビーナスラインの富士見台から諏訪・茅野方面に広がる雲海を見下ろす。アウディ・Q2
  • 標高1600~2000メートルの高原を走るビーナスライン。山岳路ながら、このように視界が開けた場所が多いのが特徴。気分爽快です。アウディ・Q2
  • まさに360度パノラマ。アウディ・Q2
  • アウディ・Q2
  • 標高2000メートルの美ヶ原高原にて。アウディ・Q2
  • 画面奥に見えるのは浅間山。アウディ・Q2
  • なんか四角くなってない?が第一印象。アウディ・Q2
  • やはりところどころ「角」が目立つ。アウディ・Q2
  • コンパクトSUVだが、ホイールベースは長い。アウディ・Q2
  • 車体色にかかわらず、Cピラーをシルバーで統一。デザイン上のアクセントになっている。アウディ・Q2
  • 普通のハッチバック的な縦横比に見える。アウディ・Q2
  • ライト、グリルなど輪郭線が角張っている。アウディ・Q2
  • サイドミラーにも角、角、角。アウディ・Q2
  • ドアハンドルは…普通かな?でもエグレが気持ち四角いような…。アウディ・Q2
  • やっぱり四角いよね。アウディ・Q2
  • リアは流れるウインカー。フロントは普通の点滅式。アウディ・Q2
  • 小ぶりながら立体的な造形のリアコンビランプ。アウディ・Q2
  • ナンバープレート上のセンターに、リアハッチのリリースボタンとリアカメラ。アウディ・Q2
  • マフラーは左1本出し。アウディ・Q2
  • シャークフィンアンテナ。アウディ・Q2
  • 日常的に乗り降りして最も「角」を実感するのがココ。ドア上部がナイフでそぎ落としたような形状になっている。アウディ・Q2
  • 後続車からこのCピラーが見えると、Q2とすぐわかる。アウディ・Q2
  • 1リッター3気筒ターボのTFSIエンジン。アウディ・Q2
  • タイヤサイズは前後とも215/55R17。リッターカーとは思えないほどブレーキディスクがデカい。アウディ・Q2
  • 前ドア内張、肘掛け以外は硬質樹脂。アウディ・Q2
  • インパネ全体の印象はいつものアウディテイストで、角張ってはいない。アウディ・Q2
  • サイズたっぷりめ、座り心地硬めで長距離でも疲れ知らず。アウディ・Q2
  • 地図のグラフィックがなかなか美しい。アウディ・Q2
  • 空調ダイヤルのクリック感よし。こういう細かい触感の積み重ねもプレミアム感を醸す。アウディ・Q2
  • 剛性感のあるシフトレバー。ただのスイッチなのだが、マニュアルモードでガシガシ動かしたくなる感触がある。手前はインフォテイメント用コントローラー。ダイヤル上部がタッチパッドになっていて、手書き入力にも対応。アウディ・Q2
  • インパネ右下に灯火類のスイッチ。ペダル類はもう少し右に寄せてほしいところ。アウディ・Q2
  • シルバーの加飾で縁取られたパワーウインドースイッチ。ミラーの操作ダイヤルもクリック感よし。アウディ・Q2
  • センターコンソールのドリンクホルダー中央にはリモコンキー置き場。アウディ・Q2
  • 前席肘掛けは角度調節可能。その下にはUSBジャックと外部音声入力用のミニジャックを装備した収納スペース。肘掛けとの間には隙間があるので、このように収納物を少しはみ出させることができ汎用性が高い。アウディ・Q2
  • アウディ・Q2
  • インパネ中段を左右に走るヘアラインの入ったシルバー加飾。アウディらしいスポーティーさをうかがわせる。アウディ・Q2
  • 後部ドアも仕立ては前席と同じ。アウディ・Q2
  • ホイールベースをたっぷりとったおかげで、後席スペースもCセグメントの標準的な広さ。立ち気味の背もたれに慣れれば、大4人乗りの中距離ツーリングでもいけそう。アウディ・Q2
  • 荷室はどうかな?アウディ・Q2
  • 後席は左4:右6の分割可倒式。荷室床面を上段に設定するとほぼフルフラットに。アウディ・Q2
  • ビーナスラインの富士見台から見えた、富士山の山頂部分。アウディ・Q2
  • 美ヶ原高原から上田市街越しに見える浅間山。ちょうど噴火して入山制限されていた時期だった。アウディ・Q2


 アウトバーン品質のフラットな乗り味

 調布インターから中央高速に入り、長野方面へ。市街地ではやや硬めに感じた足回りは、スピードに乗るほどに安定感が増し、フラットライドそのもの。

 最近はどの国のクルマであっても、ボディー剛性に不足を感じることは少ないけれど、久々にドイツ車に乗ってみて、やはりボディーの格が違うと思った。走り出して100メートルも行かないうちに、少し大げさに言うと「戦車に乗っているんじゃないか」というがっしり感が足の裏、腿、背中、そしてハンドルを握る手のひらに伝わってきて安心感で満たされる。

 高速走行で感じられるフラット感と剛性感、そして車格を問わない上質な乗り味は「アウトバーンの国の乗り物なんだ」と思い起こさせるに十分である。

 細部の触感にプレミアムの説得力

 乗り味と同時に、室内の仕立てもクラスレス。ダッシュボード上面とドアのひじ掛け以外は硬質樹脂素材だが、軟質樹脂部分と色味やシボのきめを合わせてあるので、統一感が高い。加えて、ところどころにヘアライン加工のアルミ素材や同様の仕上げをしたシルバーの加飾がおごられ、空調パネル、細かい刻みの入った高級オーディオ的なダイヤル・スイッチ類の仕上げもリッチで、上位クラスに準じたプレミアム感が演出されている。

 ハンドルやシフトレバーに使われている革も手によく馴染む触感。ダイヤル系のクリック感、シフトレバーの剛性感も心地よく、インパネを操作する手触りでもリッチな気分が味わえる。アウディの名に恥じない仕上がりと言っていいだろう。

 思わず笑みがこぼれるハンドリング

 諏訪インターで高速を降り、標高1600メートル~2000メートルの高原をめぐるビーナスラインを走る。

 わずか1リッターのエンジンは急な上り坂でも音を上げず、もりもりと登っていく。高回転寄りのプログラムになるSモードに切り替えると、レスポンスが鋭くなりスポーティーな走りを楽しめる。ミッションがDCTだから、駆動力がダイレクトに伝わっている感覚も楽しさに拍車をかける。

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