競合は当然ドイツ御三家のコンパクトSUVということになるが、絶対値として決して安いとは言えない300万円という価格はここで威力を発揮する。ベースグレードで比較すると、ベンツ・GLAは300万円台後半から、BMW・X1は400万円を超えたところからの価格設定。もちろんGLAは1.6、X1は1.5リッターだから、排気量が小さい分安いとも言えるわけだが、1リッター仕様に試乗してみて不足を感じないなら、Q2は“お買い得”と言えるかもしれない。ただし…。
オプションで110万円アップ
アウディに限った話ではないが、プレミアムブランドのクルマはオプションが高い。クルマの格に相応しいように、といろいろ装備を追加していくと、オプションだけで50万円くらいは軽く超えてしまう。実際、今回の試乗車も、LEDヘッドライトや、17インチホイール、インテリアライトのパッケージ、レイン/ライトセンサーなどを標準装備した仕様で、本体価格だけでベース車両より60万円以上アップ。さらに純正ナビや、フル液晶メーターも追加され、車両総額で410万円となっている。Q2は車両価格が安い分、オプション装着後価格との差を大きく感じる車種でもある。オンライン見積もりでがっかりしすぎないようご注意を。
■基本スペック
アウディ・Q2 1.0 TFSI スポルト 7速Sトロニック
全長/全幅/全高(m) 4.2/1.795/1.53※
ホイールベース 2.595m
車両重量 1,310kg
乗車定員 5名
エンジン 3気筒DOHC インタークーラー付ターボ
総排気量 0.999L
駆動方式 前輪駆動
燃料タンク容量 50L
最高出力 85kW(116馬力)/5,000rpm~5,500rpm
最大トルク 200N・m(20.4kgf・m)/2,000rpm~3,500rpm
JC08モード燃費 19.8km/L
車両本体価格 364万円
※MMIナビゲーションシステム非搭載車は全高1.5m