【試乗インプレ】アリ? ナシ? 高級ブランドに1リッター3気筒エンジン アウディ・Q2 (4/5ページ)

  • 試乗初日、その名のとおり一面霧に覆われた霧ヶ峰高原で。アウディ・Q2
  • 軟質樹脂はダッシュボード上部のみだが、硬質樹脂部分と色味やシボの具合を揃えてあり、統一感、精密感が高い。アウディ・Q2
  • 1.4リッターの4気筒エンジン搭載を前提にしているため、ボンネット内はスカスカ。アウディ・Q2
  • バーチャルコクピットと名付けられたアウディの全面液晶メーターパネル。ナビ、走行情報などすべてのモードでメーターのサイズを大小に切り替え可能。液晶の解像度が高く、ドット、ジャギーが目立たない滑らかな表示が印象的。アウディ・Q2
  • 鮮やかなイエローが霧に煙る風景に浮かび上がる。アウディ・Q2
  • 日暮れ時の諏訪湖畔にて。アウディ・Q2
  • 2日目の好天を祈りつつ…。アウディ・Q2
  • 晴れました!中央道諏訪湖SAにて。アウディ・Q2
  • ビーナスラインの富士見台から諏訪・茅野方面に広がる雲海を見下ろす。アウディ・Q2
  • 標高1600~2000メートルの高原を走るビーナスライン。山岳路ながら、このように視界が開けた場所が多いのが特徴。気分爽快です。アウディ・Q2
  • まさに360度パノラマ。アウディ・Q2
  • アウディ・Q2
  • 標高2000メートルの美ヶ原高原にて。アウディ・Q2
  • 画面奥に見えるのは浅間山。アウディ・Q2
  • なんか四角くなってない?が第一印象。アウディ・Q2
  • やはりところどころ「角」が目立つ。アウディ・Q2
  • コンパクトSUVだが、ホイールベースは長い。アウディ・Q2
  • 車体色にかかわらず、Cピラーをシルバーで統一。デザイン上のアクセントになっている。アウディ・Q2
  • 普通のハッチバック的な縦横比に見える。アウディ・Q2
  • ライト、グリルなど輪郭線が角張っている。アウディ・Q2
  • サイドミラーにも角、角、角。アウディ・Q2
  • ドアハンドルは…普通かな?でもエグレが気持ち四角いような…。アウディ・Q2
  • やっぱり四角いよね。アウディ・Q2
  • リアは流れるウインカー。フロントは普通の点滅式。アウディ・Q2
  • 小ぶりながら立体的な造形のリアコンビランプ。アウディ・Q2
  • ナンバープレート上のセンターに、リアハッチのリリースボタンとリアカメラ。アウディ・Q2
  • マフラーは左1本出し。アウディ・Q2
  • シャークフィンアンテナ。アウディ・Q2
  • 日常的に乗り降りして最も「角」を実感するのがココ。ドア上部がナイフでそぎ落としたような形状になっている。アウディ・Q2
  • 後続車からこのCピラーが見えると、Q2とすぐわかる。アウディ・Q2
  • 1リッター3気筒ターボのTFSIエンジン。アウディ・Q2
  • タイヤサイズは前後とも215/55R17。リッターカーとは思えないほどブレーキディスクがデカい。アウディ・Q2
  • 前ドア内張、肘掛け以外は硬質樹脂。アウディ・Q2
  • インパネ全体の印象はいつものアウディテイストで、角張ってはいない。アウディ・Q2
  • サイズたっぷりめ、座り心地硬めで長距離でも疲れ知らず。アウディ・Q2
  • 地図のグラフィックがなかなか美しい。アウディ・Q2
  • 空調ダイヤルのクリック感よし。こういう細かい触感の積み重ねもプレミアム感を醸す。アウディ・Q2
  • 剛性感のあるシフトレバー。ただのスイッチなのだが、マニュアルモードでガシガシ動かしたくなる感触がある。手前はインフォテイメント用コントローラー。ダイヤル上部がタッチパッドになっていて、手書き入力にも対応。アウディ・Q2
  • インパネ右下に灯火類のスイッチ。ペダル類はもう少し右に寄せてほしいところ。アウディ・Q2
  • シルバーの加飾で縁取られたパワーウインドースイッチ。ミラーの操作ダイヤルもクリック感よし。アウディ・Q2
  • センターコンソールのドリンクホルダー中央にはリモコンキー置き場。アウディ・Q2
  • 前席肘掛けは角度調節可能。その下にはUSBジャックと外部音声入力用のミニジャックを装備した収納スペース。肘掛けとの間には隙間があるので、このように収納物を少しはみ出させることができ汎用性が高い。アウディ・Q2
  • アウディ・Q2
  • インパネ中段を左右に走るヘアラインの入ったシルバー加飾。アウディらしいスポーティーさをうかがわせる。アウディ・Q2
  • 後部ドアも仕立ては前席と同じ。アウディ・Q2
  • ホイールベースをたっぷりとったおかげで、後席スペースもCセグメントの標準的な広さ。立ち気味の背もたれに慣れれば、大4人乗りの中距離ツーリングでもいけそう。アウディ・Q2
  • 荷室はどうかな?アウディ・Q2
  • 後席は左4:右6の分割可倒式。荷室床面を上段に設定するとほぼフルフラットに。アウディ・Q2
  • ビーナスラインの富士見台から見えた、富士山の山頂部分。アウディ・Q2
  • 美ヶ原高原から上田市街越しに見える浅間山。ちょうど噴火して入山制限されていた時期だった。アウディ・Q2


 ただ、急坂のように負荷が高い場面では、平坦路と同じ回転数でもエンジン音がやや大きく感じる。走りに不足はないけれど、小排気量の限界が音に現れた格好だ。

 ハンドリングは痛快。プログレッシブステアリングという、ハンドル切れ角に応じてピッチが可変する仕組みが搭載されており、急カーブが連続するような山岳路でも少ないハンドル操作できびきび曲がってくれる。コーナーを曲がるたびに思いのままに操っていると感じられ、思わず笑みがこぼれる。

 固めの足回りが奏功し、腰高のクルマながらロールはよく抑えられており、カーブでの不安感はない。

 ブレーキは踏み込み度合いに応じて効く自然なタッチ。もちろん強く踏み込めばガツンと強力な制動がかかる。画像で見てわかるとおり、大径のブレーキローターは伊達ではない。ここもアウトバーン品質ということ。

 絶対値としてはお安くないが…

 3気筒のリッターカーに300万円出せるか。多くの人の答えはNOだろう。私もそうだった。しかし試乗してみて、ちょっと考えが変わった。小排気量=安いクルマという固定観念が私の頭の中から消えたのである。

 まずエンジンの出来がよい。同クラスのダイハツやルノーのエンジンとはスペックも2まわりくらい上で、SUVの重いボディーを軽快に動かせるし、回り方も滑らかで音もいい。絶妙の変速タイミングとショックの少なさで熟成の域に達したDCTもエンジンの魅力を存分に引き出している。小排気量かつ少気筒であっても、パワフルかつ上質なフィーリングを持つエンジンを作れると知ったことは大きな発見だった。

 そのエンジンとミッションがガッチガチボディーのアウディに載る。そして内装はリッチ。ちゃんとプレミアムとして成立しているのである。

 考えてみれば、BMWやMINIもエントリークラスのモデルですでに3気筒エンジンを搭載している。あちらは1.5リッターだからスペックはだいぶ違うけれど、プレミアムに3気筒って、もうドイツでは当たり前だったのだ。

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