2月の経常黒字は2・4兆円 20カ月連続の黒字、原油安で63%増

 

 財務省が8日発表した2月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支は2兆4349億円の黒字だった。黒字は20カ月連続で、黒字幅は前年同月比63・7%増えた。原油安で輸入額が減ったことが寄与したほか、訪日外国人が増えて旅行者のお金の出入りを示す旅行収支の黒字が伸びた。

 経常収支の内訳は、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が4252億円の黒字。前年同月は1376億円の赤字だったが黒字に転じた。

 海外投資から得られる利子や配当を示す第1次所得収支は2兆451億円の黒字、旅行収支は1238億円の黒字だった。いずれも比較可能な現行統計では2月として最大の黒字幅になった。