トランプ米大統領、為替操作を厳しく防止へ 2国間通商協定に規定盛る方針

 

 トランプ米大統領は26日、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の代替と位置付ける新たな2国間の通商協定に「TPPにはなかった極めて厳しい為替操作防止の規定を入れる」と述べた。輸出増を目的とする貿易相手国の通貨切り下げを断固阻止する決意を示した。「米国が公平に扱われないなら協定を破棄する」とも述べ、交渉には強硬姿勢で臨む考えも示した。

 東部フィラデルフィアでの演説で言及した。

 トランプ氏は日本で米国車の売れ行きが悪いことを「不公平」とし、日本に是正を迫る考えも示している。安倍政権が協議に応じれば、米国の要求を受け入れるかどうか、難しい判断を迫られそうだ。

 トランプ氏は、2国間協定の内容が不公平だった場合、速やかに合意を解除する必要があるとして「30日前に通告すれば破棄できる規定を協定に入れたい」と表明した。(共同)