暴徒化したデモ隊に襲撃され略奪を受けた日系スーパー。中国リスクの先行きが懸念されている=中国山東省青島(共同)【拡大】
歴史を持ち出すなら、日本は戦後の姿を強調すべきである。復興・発展のために資源・エネルギーが必要だったことは今の中国と大差ないが、日本人はすべて金で買い取ったのである。そのためにエコノミックアニマルと言われるほど働いた。その姿は、世界のどこからも後ろ指を差されるものではない。資源欲しさに無法船を差し向け、破壊・略奪デモを扇動し、軍事力をちらつかせるごろつき国家にとやかく言われる筋合いは全くない。資源が欲しければ、日本を見習って額に汗して働き、購入すればよいのである。それが戦後国際秩序というものだ。
植民地支配を言うなら、中国のチベット、ウイグル支配はどうなのだ。土地を侵奪し、住民の口を封じ、宗教さえ奪っているのは植民地支配とどう違うのか。この支配に抗議してチベットでは09年3月からだけでも51人が焼身自殺を図ったことは9月25日、チベット亡命政府から公表されたばかりだ。これは21世紀の今、行われていることだ。67年以上も前のことではない。
中国こそがいまだに、武力で領土を広げた20世紀前半のままの思考しか出来ない国である。その影響圏が広がることは、地球上に苦界が広がることに他ならない。