ジャポニカ米の品薄が続くスーパーで、品ぞろえが豊富なタイ米が大量に積み上げられたコーナー。店員は「値段はこれまでどおり」と言うが【拡大】
バンコクのスーパーなどでは今年2月下旬からジャポニカ米の「品切れ」を掲示する陳列棚が目につくようになった。
夫が自動車関連部品メーカーに勤務する主婦も、夫と子供に持たせる弁当のコメが値上がりしたり、品薄になって困惑しているとこぼす。タイ米への変更も考えたが、パサパサした食感が子供に受け入れられず、知人からジャポニカ米を分けてもらって急場をしのいでいる。
タイの「政争」に端を発したとも言えそうなタイ産ジャポニカ米の品薄現象。インラック政権はタイ米の高値買い上げ政策を維持するとしており、当面はこうした状況が続きそうだ。(在バンコク・ジャーナリスト 小堀晋一)