中国のきれいな井戸水…今や遠い過去 新たな汚染物質の浄化困難 (3/4ページ)

2013.4.29 08:00

急増する自動車に比例して増える洗車業者。経済発展が資源をがぶ飲みしている

急増する自動車に比例して増える洗車業者。経済発展が資源をがぶ飲みしている【拡大】

 一方、飲料水の水質悪化により、人々の水の飲み方も変化した。これまで、水道水を沸騰させて飲むことが多かった中国。しかし最近は、普段から値段の張るミネラルウオーターを飲むことが多くなった。

 上海の大学に通う陳さんは、2日に1回の割合で1本3元(約47円)の1.5リットル入りミネラルウオーターを購入し、温めて飲む場合もペットボトルの水を沸騰させているという。

 復旦大学が「2002年に蛇口から直接水を飲める新たな水道管を敷設」(復旦泉純水実業の郭さん)するなど、大学でも浄水設備の導入が進んでいる。

 しかし、どんなにミネラルウオーターやウオーターサーバー、浄水器が普及しても、問題の根本的な解決にはならない。専門家が訴えるのは、より厳格な管理の実施、徹底だ。

 戴教授は「成長優先の『発展観』を改め、最も厳しい基準で水資源を管理しない限り、飲料水の安全性は保障できない」と強調している。

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