【上海摩天楼】
その人物は「あくまで参考値にすぎない」と笑い飛ばしたという。さらに「人為的に操作された数字であって、信頼できない」とも話したとされる。
内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した米外交公電に登場する中国の李克強氏の発言だ。今年3月に首相に就任した李氏が、遼寧省で共産党書記を務めていた2007年、当時のラント駐中米国大使と会食した際に、中国の国内総生産(GDP)統計数字について語った内容を米国側が記録していた。
発言の真偽を確認するすべはまずないが「もっともだ」と思わせる傍証には事欠かない。
中国紙、北京商報は、直轄市や自治区を含む中国の31の省級地方政府がそれぞれ発表した2013年1~3月期の地域ごとの名目GDPの合計額が、国家統計局が発表済みの中国全体の同じ時期の名目GDPを金額にして約4700億元(約7兆5000億円)、率では4.0%上回ったと報じた。同紙は「地方政府による“注水(水増し)”疑惑がなお続く」と指摘した。