安倍晋三首相【拡大】
【ビジネスアイコラム】
本屋にいくと経済書のコーナーは「アベノミクス」関連の本であふれかえっている。日本銀行の黒田東彦(はるひこ)総裁や岩田規久男副総裁をはじめリフレ派と呼ばれる経済学者や評論家たちの本や、一方ではそれに対抗する反リフレ派の本も同時に積み上げられている。
「アベノミクス」の真相から真実まで、あるいは『リフレは正しい』から『リフレはヤバい』まで、特に同じ著者が同じような本を何冊も出版しているのが特徴だ。
ある本屋では、書店員はきれいに両派を分けたつもりだろうが、反リフレ派であるはずの東大大学院の吉川洋教授の『デフレーション』が、岩田副総裁などの『アベノミクス』本の間に鎮座していた。多分に感覚的ではあるが、売り場に占める面積比では7対3でリフレ本が優勢というところだろう。