新興国の日本原発事情 首相が自ら売り込みに意欲…その背景とは? (5/5ページ)

2013.7.21 19:00

東芝傘下の米ウェスチングハウスが中国浙江省で建設中の三門原発(copyrightedbySanmenNuclearPowerCo.,Ltd.)

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  • 東芝傘下の米ウェスチングハウスが中国浙江省で建設中の三門原発(copyrightedbySanmenNuclearPowerCo.,Ltd.)
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 今年に入って、中国から飛来する微小粒子状物質「PM2.5」が問題視されたが、中国で原発事故が起きた場合、放射性物質が日本に流れてくる可能性もある。規制委は、中国からの放射性物質の「拡散予測シミュレーションマップ」の作成などを検討するという。

 原発の安全対策は、事故を経験した日本だからこそ、他国にアドバイスできる部分があるのかもしれない。

 原発技術をブラッシュアップし、安全対策を強化するためにも再稼働は必要だ。そうでなければ、「原発技術を買ってくれ」と他国に売り込んでも、信頼されないだろう。早期の再稼働が求められている。(宇野貴文)

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