NISA口座をめぐっては、大手証券でも金融商品の販売手数料を無料化する動きが出ているほか、地方銀行などでも口座予約申し込みに特典をつけるなど、獲得攻勢をかけている。
ネット証券各社も多くの予約を獲得しているとみられるが、数十万件獲得している大手証券などもあるもようで、焦りの色は隠せない。
ネット各社は投資信託を中心に、金融商品の品ぞろえ拡充にも取り組んでいる。SBI証券は、販売手数料がかからないタイプの「ノーロード投信」を業界最大規模となる380本用意しており、今後も品ぞろえを拡充する方針だ。
楽天証券も、NISA口座開設者に提供する1200本の投信のうち、300本はノーロード投信とした。同社の矢田耕一常務執行役員は「20、30代の方にも投資に興味を持ってもらい、日本に投資という文化が根付くきっかけになってもらいたい」としている。(佐藤裕介)