これを利用しない手はないと、太陽光発電所の建設が一気に進んだ。昨年9月からの1年間に限っても、少なくとも10の県で建設、稼働を開始した。同様に強い風を利用した風力発電の大規模事業化にも成功した。発電した電力は、工業用や民生用に使用されている。
こうした流れを受けてタイ政府では、再生可能なクリーンエネルギーの総発電量に対する割合を21年までに最大25%に引き上げる方針を決め、関係機関に指示した。
太陽光や風力、水力以外にも、木くずや植物などを燃料とするバイオマスエネルギーを使った発電の事業化も検討している。タイで本格化しつつあるクリーンエネルギー事業は急速に拡大しそうだ。(在バンコク・ジャーナリスト 小堀晋一)