カンボジア政府は「2013年中間年人口調査」の速報を発表した。それによると、同国の人口は13年3月3日時点で約1468万人。前回08年の国勢調査(人口センサス)時よりも約128万人増えた。今回の調査からは、都市部への人口集中率が高まったり、1世帯当たりの人数が減ったりして、都市化が進んでいることが浮き彫りになった。
5年で1.5%増
「中間年人口調査」は、10年ごとに実施される国勢調査の中間年に行われる。今回は13年3月3日から7日までの5日間に、カンボジア国内の約282万世帯から2万8650世帯を抽出。調査員が家庭を訪問して面接方式で聞き取り調査を行った。
日本は、国際協力機構(JICA)の技術協力プロジェクト「カンボジア政府統計能力向上計画」を通じて、カンボジアの各種統計調査を05年から支援している。