大型株の底上げ相場がスタート!
建設セクターに特需発生。東京オリンピック決定で、ゼネコン業界が久々に盛り上がっている。ほかにも復興需要や大型プロジェクトが続々。業界に強烈な追い風が吹く。
ゼネコンやセメント各社にオリンピック特需発生
スポーツイベントに必要不可欠なものといえば、やはり競技場だろう。2020年の東京オリンピックでは、全35競技会場のうち、20会場が新たに建設予定、既存の15会場のうち、2会場で恒久施設の改修が必要とされている。
競技場以外でも、選手村の建設や老朽化した首都高速の改修のほか、競技場などの照明をLED(発光ダイオード)に差し替えるなどの特需が発生しそうだ。
ちなみに、オリンピックに向けて、既存の主要幹線道路を約20キロ拡充、既存駅を1カ所拡張、高速道路・主要幹線道路の約28キロが新設される予定だという。
また、ゼネコンやセメント各社には、東京オリンピック以外にも東日本大震災による復興需要や、そのほか大型プロジェクトが次々と控えており、しばらくは業績を下支えしそうだ。