「消費税で安定した財源を確保し、社会保障を維持、強化してまいります。消費税収は社会保障にしか使いません。当然、歳出の無駄は不断に削減していきます。あわせて国の信認を維持して参ります。海外や市場からの信頼が損なわれれば、日本経済と国民生活に深刻な影響が出ます。そのような事態を招くわけにはいきません。基礎的財政経済収支の赤字を2015(平成27)年度に半減し、2020年度に黒字化するという目標に向けて、大きな一歩を踏み出します。増税をしながら他方で経済対策を実施することは批判があるもしれません。しかし、増税をせずに経済対策だけを優先すれば、将来の社会保障の安定と財政再建に疑問符が付くことになってしまいます。持続的ではありません。他方で経済対策をせずに増税だけを優先すれば、景気は腰折れしてしまう率が極めて高い。これも持続的ではない」
「経済の改善、財政の健全化。この2つを同時に達成するほかに、私たちには道はありません。本日決定した経済政策パッケージは、そのためのベストシナリオである。私はそう確信をしています。4万石の未来への投資は長州藩を豊かにし、幕末には吉田松陰先生をはじめ、明治維新の原動力となった若者たちを育む基盤となりました。志定まれば気盛んなり。消費税の3%引き上げのもとでも経済を力強く成長させる経済対策を同時に、そして果断に実行してまいります。わが国が置かれている現状、そして今回の2つの結論に対して、国民のみなさまのご理解とご支持をお願い申し上げます。私からは以上であります」