同じ21日、広州医科大学付属第2医院でも、重症監護室で患者が死亡した後、数人の医者が親族に殴打されて重傷を負った。22日、湖北省黄岡市中心医院で、眼科の若い女性医者が患者に殴られて負傷した。27日、江西省南昌市第1医院で、凶器を手にした男が女性看護師を人質に取り医院に抗議する事件も起きた。
17日からわずか10日間で、各地でかくのような凶悪な暴力事件が続発した。普通の市民である患者やその親族がなぜ、医者に対しそれほどの憎悪感を持っているのか。
これに関し、北京中米連合医院の陳中華院長は最近、暴力事件多発の最大の原因が医院と医者の「医療腐敗」にあると指摘した。腐敗する医院や医者の理不尽によって追い詰められて暴力行為に及んだ患者やその親族にはむしろ同情すべきだと彼はいう。
陳氏曰(いわ)く、中国の多くの病院では今、医者が手術する度に患者やその家族に法外な「袖の下」を強要したり、増収のために患者に不必要な薬を高く売りつけたりするような「医療腐敗」が横行している。