また、昨年度(12年10月~13年9月)のタイの財政赤字は国内総生産(GDP)の3.4%だったとし、このペースで進めば18年末までに同国の対外債務残高がGDPの53%に拡大すると予想。財政負担の大きい制度の継続は困難だとして、中止を提言している。
IMFは代わりとなる農村の貧困対策を実行すべきだとしているが、同政策は前回総選挙で与党に大量の票をもたらした目玉公約。中止は支持基盤である農村部への裏切りとみられかねないだけに、インラック首相にとっては頭の痛い状況が続いているといえそうだ。(シンガポール支局)