中国の野望「月の資源を独り占め」 宇宙征服も目論みかねない恐るべき陰謀 (5/7ページ)

2013.12.23 12:00

着陸に成功した無人月面探査機「嫦娥(じょうが)3号」。月の資源を独り占めしようとするトンデモ計画が始まろうとしている…(AP)

着陸に成功した無人月面探査機「嫦娥(じょうが)3号」。月の資源を独り占めしようとするトンデモ計画が始まろうとしている…(AP)【拡大】

 中国では2020年末までに再度、無人月面探査機を打ち上げ、2025年頃までに有人月面着陸に挑む計画を明らかにしています。

 しかし、こんなことで驚いている場合ではないのです。欧陽氏は、地球上にはごくわずかしか存在しませんが、未来の核融合発電の燃料として期待される「ヘリウム3」が月には「大量に存在する」と明言。「(月にあるヘリウム3は)少なくとも約1万年分の人類のエネルギー需要を解決する」との壮大な見通しも示しました。

 そのうえで「月は鉱物やエネルギーの素晴らしい源泉になるだろう。レアアース(希土類元素)やチタン、ウランといった地球では希少な資源に満ちているうえ、資源を際限なく使うことができるようになる」と豪語。

 「月は美しく、資源開発に向けた非常に多くの潜在的可能性を秘めている。われわれは、人間と社会の持続的発展をサポートするために、月を十分活用できることを望んでいます」と、あくまでも平和利用をめざしているとの考えを強調しました。

「宇宙開発の分野で他国と協調体制を取るとは考えにくい」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。