フィリピン予算管理省によると、今年1~9月のインフラ支出額は前年同期比33.9%増の1830億ペソに達した。
しかし、同国国家経済開発庁(NEDA)の付属機関、フィリピン開発研究所のアドラシオン・ナバロ氏は「フィリピンのインフラの質が低いのは、実際に整備に投じられる金額が不十分だからだ」と述べ、12年は、インフラ整備に計上された予算のうち、わずか11%しか使われていないと指摘した。
政府はインフラ支出額を現在の国内総生産(GDP)比2.6%から16年までに5%に引き上げることを目標としており、大統領の不退転の決意でインフラ整備を飛躍的に拡大できるか、正念場を迎えている。(シンガポール支局)