「市民の声を直接聞きたい」。橋下氏の希望で実現した意見交換会だ。出席者からは地域団体への補助金カットなど橋下改革に批判的な質問も相次いだ。
橋下氏も「限られた財政で施策を行うには、選択と集中が必要」などと説明する一方、「選挙で選ばれた区長が複数いるほうがいいですよね」と都構想のPRも忘れなかった。
橋下氏はかつて、平松邦夫前市長が地元の区民まつりに参加していることを「選挙活動と疑われかねない」「大都市経営者の仕事ではない」などと批判したこともある。しかし、8月ごろからスタンスの変化が顕著になってきた。
「橋下市長が市民から直接意見を聞けるような会合や機会があったら、日程を連絡してほしい」
市関係者によると、同月ごろ、橋下氏の公務日程を管理する秘書課から地域の活動を所管する市民局の担当者にこんな連絡が入った。そして、同月から10月にかけて5区の区民まつりに出席。さらに地域の会合にも2回、顔を出した。