女性の側も社会進出が進んだ結果、結婚観が変化。男性により高い収入や学歴などを望む傾向も強まり、日本と同様に晩婚化、非婚化の波が押し寄せている。
一方、さまざまな障害を乗り越えて目立てくゴールインしたとしても、離婚するカップルが急増している。民生省の統計によると、中国では昨年、1324万組が結婚する一方で、310万組が離婚。離婚率は10年前からほぼ倍増しているという。
中国共産党は2013年11月、30年以上続けた一人っ子政策の緩和を発表、少子高齢化対策をうち出し始めた。大阪市が打ち出している新婚・子育て世帯に向けた支援策などと同様、問題の根本的な解決にはほど遠い。