審議会であいさつする林芳正農林水産相(中央)=28日、東京都千代田区【拡大】
ただ、10年の調査では中核的な生産農家の平均年齢は66.1歳と高齢化は止まらず、耕作放棄地も滋賀県全体に匹敵する約40万ヘクタールに上る。後継者不足や補助金依存の体質などの課題解決への道筋は付かず、現行計画でもすでに実現が不安視される目標もある。
今回の見直しは25年度までを見据え、安倍政権がまとめた改革策「農林水産業・地域の活力創造プラン」を反映する抜本的な改定が見込まれる。安倍政権はすでにコメ農家への補助金の段階的廃止を決めるなど保護から競争力強化への転換を鮮明にしており、基本計画も大きく見直す方針だ。