マレーシアのLCC大手エアアジアはタタ・グループと航空会社を設立し、今年3~4月にも国内線の運航開始が見込まれるなど、外資勢の動きが活発化している。
蘭大手会計事務所KPMGのアンバー・ダビー氏は「今年、さらに2社以上のインド国内航空会社の株式売却が行われる見通しだ」と述べ、同国の航空会社は転換期を迎えているとの見解を示した。
インド政府の動きも加速している。民間航空省は1月、外国航空会社の求めに応じ、超大型旅客機の欧州エアバスA380(標準座席数525席)の同国乗り入れを承認した。また、国内航空会社が国際線に就航する際の規制も大幅に緩和している。
国際航空運送協会(IATA)によると、20年にはインドの国内航空旅客数は4億5000万人に達する見通し。巨大な潜在需要を見込んで、インドの空をめぐる各国企業の動きはますます激しくなりそうだ。(ニューデリー支局)